貴金属リサイクル |
先天的に障害をもった病気の子ども達に愛の手を… 口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)をはじめとして、生まれた時、口に障害をもってくる子ども達は、我が国では400〜500名に1名の割合で出生しており、最も頻度の高い先天的な病気であります。この病気は、現在我が国では治療が進み、適切な治療を受ければ、ほとんど機能障害を残すことがありませんが、海外では経済的な理由などで適切な手術を受けられない多くの子ども達がおり、その数はアジア地域だけでも10,000人にのぼると言われています。この子ども達は手術さえ受けることができれば言葉を話したり、食事も普通に食べることができるのに親が貧しいばかりにこの治療を受けられずにいます。日本口唇口蓋裂協会は、これらの子ども達のみならず、多くの障害をもった方々の援助を行っている非営利団体で、海外への無料診療隊の派遣、医療器材の援助を行っています。また、国内ではいじめなどの悩みの相談、親の会への援助などをしています。 |
貴金属リサイクル運動とは… 現在我が国では、年間2552億円ものパラジウムをはじめ金・銀・プラチナ等大量の貴金属が使用されていますが、これらの金属は産出量が少ないのにもかかわらず、その回収率は低く社会的問題となっています。また、これらの金属の抽出にあたっては、水銀等を使用するため、産出国の環境汚染が大きな問題となっています。そこで私どもでは歯科医院で返してもらい、引き出しにしまってある金歯、銀歯、また切れてしまったネックレス、片方を落としてしまったイヤリング、石のとれてしまった指輪などのアクセサリーや、使っていない18Kの時計や万年筆の先等、貴金属で作られていて利用されていない貴金属、携帯電話などを御寄付頂き、これをリサイクル処理して、パラジウム、金、銀、プラチナ等の材料に戻し、これらを売却した純益を障害を持った方々の援助に充てております。先天的な口の病気に悩む方々を助けるのみでなく、産出国における環境汚染防止のために、ぜひ皆様からのご協力をお願い致します。 |
どんなものがリサイクルできるのでしょうか |
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・金歯、銀歯、金属のついた入れ歯 (義歯がついていても可) ・指輪、ペンダント、ネックレス (宝石がとれたり、こわれたものでも可) ・片方をなくしたイヤリング ・18金の万年筆のペン先 ・金、銀製のコイン・銀食器等 (金メッキなどで材質が不明なものでもかまいません) ・使用済み携帯電話・PHS・ポケットベル |
貴金属のリサイクルによる援助活動システム |
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純益金により協会が行っている援助活動 |
◆海外における活動 ・発展途上国での無料手術や 医薬品の援助・医療機材の贈与 (ベトナム、ミャンマー、チュニジア、 インドネシア、バングラデシュ モンゴル、ラオスなど) ・海外の現地医療関係者の技術指導 ・ミルクの飲めない障害児への援助 |
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◆国内における活動 ・いじめなどの悩みの相談、哺乳指導 ・口唇口蓋裂児理解のための小冊子作成 (乳幼児、保育園児、小学生を対象として) ・日本の31大学の医学部・歯学部を中心に 延580名の医師、歯科医師、看護師、歯科衛生士 が各国で援助活動を行ってきました |
貴金属、携帯電話の送付方法 ●直接協会へご送付下さい。 (封筒が貴金属で破れてしまわないようにビニール等でくるみ、普通郵便にてご送付下さい。その際、住所等をご記入頂いた方には、お礼状と協会の活動内容などを記載したパンフレットを送らせて頂きます。) 送付先・連絡先:〒464-0055 名古屋市千種区姫池通3-7 ランチョス覚王山101号 日本口唇口蓋裂協会 貴金属リサイクル係 TEL 052-757-4312 FAX 052-757-4465 E-mail:jcpf@jcpf@naa.att.ne.jp ●歯科医院・老人会など団体で集めて頂いた場合は、御連絡頂ければ協力業者が訪問致しますので、担当者に貴金属を渡して頂き、リサイクル処理させて頂きます。 尚、リサイクル処理後は団体様ごとに純益金の領収証を発行させて頂きます。 (担当者は協会発行の身分証明書を所持していますので、必要に応じて提示を求めて下さい。) 協力業者:アサヒプリテック 株式会社 横浜金属 株式会社 日本メディカルテクノロジー 株式会社 相田化学工業 株式会社 ※最寄りの支店につきましては協会にお問い合わせ下さい。 |
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